夢見る地球っこ

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ティールカーボンとは?大まかな意味がぱっとわかる、超ざっくり解説

~~~ティールカーボンの超ざっくり解説~~~

ティールカーボンとは、超ざっくり言うと、
 淡水の湿地帯(湖や沼、湿原etc) に生えている植物によって吸収された二酸化炭素
のことです。

~~~ちょっとくわしく解説~~~

ティール=青緑色のことです。

なので、「ティール(青緑)カーボン」は

ブルー(青)カーボングリーン(緑)カーボンの中間

のようなイメージになります。

 

「中間」ってどういうことかというと、

 ブルーカーボンの植物によって吸収された二酸化炭素

 グリーンカーボンの植物によって吸収された二酸化炭素

なので、

 ティールカーボン海(=ブルー)と陸(=グリーン)の中間にある、淡水の湿地帯に生えている植物によって吸収された二酸化炭素

ということになります。(*1)

 

そもそも、「植物がなぜ二酸化炭素を吸収するの?」という人は、グリーンカーボンの~ちょっとくわしく解説~以降をみてね。

~~~もっとくわしく解説~~~

ここまで色付きカーボンシリーズを読んでくれた人達の中には、「一体何色あるねん・・・」とツッコミをいれたくなってきている人もいるかもしれません。

安心してください。8色です。(たぶん。2024/12/18時点では)

※ 少し古い情報だと6色という話もありましたが、2020年3月のnatureの記事で「カーボンの色は8色だ!」と言われているのが、最新の定義だと思います。(*2)

 

もはや虹色みたいに色が増えてきたもんだから(?)、「カーボンレインボー」と呼んでいる人達もいます。(*3)

カーボンレインボーには、大きく分けると

 ①大気中から吸収されるカーボン (ブルー、グリーン、ティール、パープル)

 ②大気中へ排出されるカーボン(ブラック、グレー、ブラウン、レッド)

の2種類があります。

これらの詳しい紹介は、また今度~。

 

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【参考文献】

*1) Laboratory of Aquatic Plant Ecology Nagasaki University, "ブルーカーボン",

https://nagaremo.jp/ja/bluecarbon/(2024/12/18参照)

*2) Nature Reviews Earth & Environment, "The colours of carbon", 

https://www.nature.com/articles/s43017-020-0037-y(2024/12/18参照)

*3) U.S. Geological Survey, "Carbon Rainbow", 

https://www.usgs.gov/media/images/carbon-rainbow(2024/12/18参照)

グリーンカーボンとは?大まかな意味がぱっとわかる、超ざっくり解説

 

~~~グリーンカーボンの超ざっくり解説~~~

グリーンカーボンとは、超ざっくり言うと、
 陸に生えている植物によって吸収された二酸化炭素
のことです。
(陸に生えている植物はほぼみんな緑(グリーン)なので、「グリーンに吸収されるカーボン」って考えると覚えやすいかも)

 

~~~ちょっとくわしく解説~~~

 陸に生えている植物=その辺に生えている草や木などを指します。

ブルーカーボンの解説にも書いていますが、植物は、光合成によって、地球温暖化の主な原因となっている二酸化炭素を吸収してくれます。

言い換えれば、光合成という化学反応(くわしくは書きませんが、植物が二酸化炭素と水と太陽光のエネルギーを使って、自分の体に必要な栄養を作り出す反応のこと)を行うことで、空気中の二酸化炭素を体内に別の形(栄養)として取り込んでくれる=空気中から減らしてくれるのです。 

 

~~~もっとくわしく解説~~~

ちなみに、細かいことを言えば、植物もまったく二酸化炭素を出さないわけではないです。

 

人間と同じように、常に呼吸(空気中の酸素を吸収して必要な栄養を作って、二酸化炭素を排出する)もしています

ただ、トータルの量でみると、呼吸よりも光合成をたくさん行っているので、

 二酸化炭素 吸収量 > 排出量

となり、「植物は二酸化炭素を吸収してくれる、ありがたい存在」ということになるワケです。

 

・・・で、「グリーンカーボンがなんで重要なの?」っていう人は、ブルーカーボンの~もっとくわしく解説~の最初の方をみてね。

陸の植物と海の植物、どちらも二酸化炭素を吸収してくれる&色々な生き物のお家になってくれる重要な役割をしている生き物なのですな。

 

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ブルーカーボンとは?大まかな意味がぱっとわかる、超ざっくり解説

~~~ブルーカーボンの超ざっくり解説~~~

ブルーカーボンとは、超ざっくり言うと、
 海に生えている植物によって吸収された炭素
のことです。
(「ブルー(青色)の海に吸収されるカーボン」って考えると、覚えやすいかも)

~~~ちょっとくわしく解説~~~

海に生えている植物=海岸や海底に生えている、マングローブや海藻などを指します。

 

植物は、光合成によって、地球温暖化の主な原因となっている二酸化炭素を吸収してくれます。
これは、植物が陸に生えてようが、海に生えてようが、同じです。
海に生えている場合、二酸化炭素は水に溶けやすいので、空気中の二酸化炭素の一部は海に溶けています。その溶けた海中の二酸化炭素を使って、光合成をします。

~~~もっとくわしく解説~~~

パリ協定で、「世界の平均気温上昇を、産業革命以前に比べて1.5℃に抑える努力をする」という目標が決定されていて、世界中のほとんどすべての国はこれを達成するために、二酸化炭素の排出量を削減する必要があります

 

ですが、今の生活水準を維持しながら、排出量をすさまじく削減するのはムリなので、

「ある程度出ちゃうのはしょうがないから、吸収すればいいじゃん」

という話が出てくるわけです。

それで、二酸化炭素を回収する装置(DAC、CCUなど)が開発されたり、森を増やす取組が行われたりしています。


ただ、新しい技術の開発には時間がある程度かかるので、一番簡単そうな、

そこら中に木を植えまくればいいじゃないかー!

・・・という考えが浮かぶわけなんですが、世の中なかなかそう上手くはいかないんですよね。。。
日本は国土の7割弱がすでに森林なので、爆発的に木を増やせる土地はありませんし、今ある森林も成熟期といって、二酸化炭素の吸収量が少なくなるお年頃になっています(*1)。

 

そこで、近年注目されているのが、「ブルーカーボン」なのです。

これまでの日本の吸収源対策は、森林や農地での吸収、都市緑化といった陸地に限られたものだけでした(*1)。
が、実は、日本は島国で四方を海に囲まれているので、ブルーカーボンを活用できるポテンシャルがとても大きいのです。
期待を寄せているのは日本だけでなく、世界各国でもブルーカーボンを活用する動きが進んでいます。

 

では、どうやって活用するのか?について説明します。


マングローブや海藻を植えるだけでも、お魚さん達などの棲み処を生み出すことになり素晴らしいのですが、さらに吸収したブルーカーボンでお金を生み出すことも出来てしまいます。(怪しい話じゃありません)

 

日本では、JBE(ジャパンブルーエコノミー技術研究組合)という機関が、

 (Aさんが植えた)海の植物が吸収した二酸化炭素の量を計算、認証
 
 二酸化炭素の量をクレジット化
 ↓
 そのクレジットを取引
 ↓
 Bさんが購入
 ↓
 Aさんはお金がもらえる

という取引をできるようにしてくれています(*2)。

ここでいう「クレジット」とは、二酸化炭素の吸収量を証明する書類のようなものをイメージしていただければOKです。

ちなみに、このクレジットは、「Jブルークレジット®」と呼ばれています。

 

Aさん(売り手)は地元の漁協など、Bさん(買い手)は排出量を削減したい企業などが、具体的な登場人物の例です(*3)。
買い手は、購入したクレジットの量を自分が吸収(=削減)した量として計算できるので、二酸化炭素の排出量削減目標を掲げている企業などに、特に需要があります。

 

この取引は2020年度に始まりましたが、2年後の2022年度には、なんと初年度の約160倍の約3733トンまで急激に認証量が増えていて、世間の注目が高まっているのがわかります。

 

海の生き物の棲み処にもなり、お金も生み出してくれて、海藻さん達って素晴らしいですね。

日本は、先ほど言ったように海に囲まれた環境ですし、ブルーカーボンについて他国と比べても先進的な検討を行っているので、世界をリードできる可能性もあるんじゃないかと、個人的にも期待しています。

 

ブルーカーボンの他にも、グリーン、ブラック、レッド、グレーなど、途中からテキトーに名前つけてない?と思ってしまうような(命名者の方、うそです。すみません。)色々な色の名前がついたカーボン(=炭素)もあるのですが、その話はまた今度に・・・

 

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【参考文献】

*1)国土交通省港湾局,「海の森ブルーカーボン CO2の新たな吸収源」https://www.mlit.go.jp/kowan/content/001616135.pdf,(2024/5/9参照)

*2)JBE,「J-ブルークレジット®」,https://www.blueeconomy.jp/credit/,(2024/5/9参照)

*3)ブルーカーボン関係省庁連絡会議(環境省),「我が国におけるブルーカーボン取組事例集~藻場干潟の保全・創出によるCO2吸収源対策~ 」,https://www.env.go.jp/content/000203071.pdf,(2024/5/9参照)

 

理系サラリーウーマンの環境保護ブログ、はじめました。

 

みなさん、はじめまして。

アラサー理系サラリーウーマンの、しろぽんです。

 

最近、

 地球の一住人として、なにか環境を守るための起業がしたいんじゃ~!

と思っていたところ、起業相談所でやさしいお姉さんにアドバイスをもらい、まずブログを立ち上げてみることにしました。

 

このブログでは、地球のビューティフォーな自然環境を守るのに役立つ情報を、

 とにかくわかりやすく簡潔に

をモットーに、紹介していきます。

 

載せる情報は、以下の3つのマイポリシーに従っているものにします。

  • 情報源が信頼できるものだけ
  • 国内外問わない
  • 個人、企業、自治体など、色々な立場の人に役立つ情報

 

ただ、なんだかわからないけど、昔から海が好きなので、海の環境保護に関する情報が多めになりがちかもしれません。(海なし県で育ったから、憧れ・・・?)

 

このブログの情報が、少しでもみなさんと地球の役に立てばワンダフォーと思っています。

よろしくお願いします。

 

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